債務整理の種類〜さまざまな解決方法

Q.いま抱えている借金を何とかしたいので、債務整理をしようと思います。どのような解決方法がありますか?

A.債務整理にはさまざまな解決方法がありますが、大きく分けて法的整理と任意整理の2種類の解決方法があります。

 

まず法的整理は、裁判所を利用して法的手続をとる方法です。

 

法的手続には、自己破産を申し立てて債務を免除してもらう方法、個人民事再生の申立を行って裁判所の指導を受けながら債権者に返済していく方法、民事調停を申し立てて個別の債権者と和解をする方法、などがあります。

 

このようなさまざまな法的整理を行った場合、裁判所で決定された内容は強制的な力を持ちます。

 

そのため、債務が免除されれば返済の義務はなくなり、後から債権者に請求されることはありません。

 

ただ自己破産を申し立てたとしても、必ず債務が免除されるわけではありません。

 

ギャンブルにつぎ込むために借金をしたり、不法行為による損害賠償請求をされた場合など、一定の場合には債務の免除(免責)が認められない場合があります(免責不許可事由)。このような場合の債務は返済が免除されないので、返済をする必要があります。

任意整理とは

裁判所を利用せずに、債務整理を行う方法です。

 

任意整理には、不動産などの財産の任意売却を行って代金を返済にあてる方法、債権者と個別に和解をして毎月の収入の中から返済をしていく方法、などがあります。

 

任意整理はあくまで「任意」の方法のため、債権者が和解に応じなければ手続を進めることはできません。そのため、任意整理がスムーズに進むかどうかは、債権者次第ということになります。

 

なお以上のような債務整理は、どちらも専門家(弁護士など)に手続を依頼することができます。

 

その場合はある程度の費用がかかることに注意が必要です。